YouTubeってすごい!!と思いませんか。運動不足を感じて家でできるエクササイズ動画を探せば、4、5分程度の動画がいっぱいでてくるし、晩御飯に迷ったら動画で説明してくれるレシピがすぐでてくるし。ストレス溜まったなぁと思ってリラックスしたければ素敵な音楽が自然の景色とともに楽しめるし。見る人の使い方次第ですごく夢広がります!!というのを最近気づいた私はだいぶ時代遅れでしょうか。。。それでもまだまだ知らない方も少しはいるのではないかと思うので、私が感動した料理系YouTuberを紹介させてください。あくまでも個人的な見解であります!
タイプ別おすすめ料理人
ひと昔前なら、お金持ちのマダムしか通えなかったような、会費が月○万円もするような料理教室が誰でも見られます。しかも人格者レベルのシェフ達は誰でも簡単にできるように、家にある食材でできるようにと一般人にレベルをかなり落としてわかりやすい動画を提供してくれています。私のお気に入りの方々みなさん素晴らしいのですが、少しずつタイプが違い、それがまたおもしろい。ただ、動画は一つ10分前後と短いので、一つみただけでは皆さんの良さがわかりづらいかもしれません。いくつかみてみてください。みなさん個性的でチャーミングな方ばかりで、修行時代のお話や自分のこだわりなど料理以外にも楽しめる部分も多く、料理作る気がなくてもみるだけでおもしろいかもしれません。一流料理人は存在自体がすごい!
標準的料理人(三國清三シェフ)
三國清三シェフ 東京・四谷「オテル・ドゥ・ミクニ」をはじめとして全国にレストランを展開する。有名シェフなのでご存知の方も多いはず。これを機に三國シェフを調べていたら、経歴がおもしろく、感動的でした(歳だから涙腺ゆるんでいるという部分もあるかもしれませんが)。興味のある方は下記で。YouTubeでも自己紹介はされているのですが、下記が短くまとめられています。
話がそれてしまいましたが、三國シェフ、とてもお茶目で面白い方です。そして、UPされている動画の数が半端なく多いです。最初の頃はほぼ毎日UPされていました。そうするように努めておられたようです。芸能界にも顔が広いようで、XJAPANのToshiがゲスト出演する回もありましたよ(笑)またまた話がそれましたが、料理中にはどうしてこの作業をするのか、など「なるほどぉ」といってしまうような「コツ」をきちんと教えてくれますし、野菜の切り方なども端折らずきっちり見せてくれます。簡単なので一度やってみよう!と思えるものが多い上に、味覚的には家庭料理に少しおもしろみをプラスしてくれます。味は間違いないので、ぜひ一度見てみてください。そしてみながら料理をすると、いつもと違った味わいが楽しめることでしょう。
教育指導的料理人(日高良美シェフ)
日高良美シェフ 東京・南青山「Ristorante ACQUA PAZZA」正直なところ、最初の頃、一度拝見した頃は、緊張していらっしゃったのか、次を見てみようと思わなかったのです。高級料理店らしく、近寄り難いような動画でした。ですが、最近の動画では「チャオ!」から始まりお店のスタッフを交えた動画になっていて、だいぶ親しみやすくなっています。私のおすすめポイントとしては、スタッフへの接し方をぜひみていただきたい。指導・指摘の仕方が全く嫌味なくて感心しました。実食を撮影スタッフや店舗のソムリエ、シェフ、ホールスタッフなどなどいろいろな方に食べてもらい、感想を述べてもらうというスタイルでスタッフの緊張している姿も微笑みながら見られます。そしてYouTube作りへの探究心も垣間見えて私はどんどんシェフに対する興味が出てきました。ぜひ試して欲しい、いちごを砂糖・胡椒・ローズマリーで食べるというなんとも貧民には想像がつかない食べ方を紹介されています。早速作ってみたらおいしいのはもちろん、家でよそ行きの味が楽しめました。貧民のランクが一つ上がった感じです!日高シェフは料理人YouTuberのRopiaさんの動画でのYouTubeゲスト出演時に反響がかなりあったようで、YouTubeの可能性を実感されてご自身のチャンネル解説されました。Ropiaさんの動画内ではゲスト出演時の自分の行動を素直に謝罪されていて感動しました。歳をとるとなかなか素直に謝ることができない人が多い中、見習うべき人です。料理だけでなく、人として素晴らしいので部下の指導方法はとても勉強になると思います!サブチャンネルも楽しいです♪
化学的料理人(奥田政行シェフ)
奥田政行シェフ 山形「アル・ケッチャーノ」他、銀座やソラマチにも店舗あり。最初は、なんとヘンテコリンなことを言う人だという第一印象。日高シェフのYouTubeでゲスト出演されて、パスタの茹で方を熱く語っていらっしゃいました。日高シェフも「変な人」として紹介されていたのですが、多めの塩でパスタを茹でて、お湯でゆすぐというその名も「ゆで論」、本も出版されています。わけわからん!と思いつつも紹介されたその本の挿絵が素敵で、レシピも多いし、料理を理論立てて説明されているのでだんだん興味が湧いてきて、結局、本買っちゃいました(笑)YouTubeのライブ配信ではリクエスト食材でパスタを作ってくれて、途中質問にもどんどん答えてくれるし、とにかくサービス精神が旺盛で、これをタダで見れるなんて!と感動し、とても価値ある動画だと思いました。また、別の日のライブ配信では調理専門学校での講義を惜しげもなく配信してくれています。将来料理人を目指している人は必見です。奥田シェフのここまでの道のりと、どうすれば目標達成するかなどを話されています。夢を実現するための行程は誰がみても参考になります。奥田シェフのように自分の思い描いたことを実現することは、実は誰でもできる、成るかならないかの違いは執念があるかどうかだけ。だそうです(汗)日高シェフ同様、Ropiaさんの動画にもゲスト出演されていて、「ゆで論」を思いついた経緯がとても興味深いです。有名シェフはみなさんそうなのですが、若い頃いろいろ苦労を重ねられて今があるという歴史を感じます。生き様が感動ものです。ぜひ奥田シェフの料理をたべてみたくて、銀座のお店のに予約を入れました(笑)
孤高の料理人(シェフのファビオ)
シェフのファビオ 店舗不明 有名な店舗でシェフをされていたようですが、いろいろあって今はどうなってるのかよくわかりませんけど、本名含めて、そんなことはどうでもよく。最初はクラシルで動画をみたのですが、ペペロンチーノの乳化をハンドミキサーでやってしまうというのでびっくりして注目!その他道具や調味料へのこだわりが興味深くて。YouTubeではパスタ以外も紹介されていますし、試したレシピはどれも美味しく、ニンニクの芽を取ることを教えてもらいました。(常識ですかね!?笑)他の方々と比べると自分の世界観が強い、シャイなタイプのように思いますが、いろんなタイプがあるべきだと思うので方向違ってとても面白いです。決しておしゃべりが得意なタイプではないと思うのですが、料理について語らせたら止まらないタイプです。試したレシピは一番多いかもです。
私はレシピ本みてもその中から1〜2品作って終わりってことがよくあるので、最近はもっぱら図書館で借りるようにしています。だけどYouTubeだといろんなやりとりとかで人柄が見えて、本でみるよりも断然親近感と信頼感がUPし、作り方も本で読むより簡単に思えるので、つくってみようという気持ちが出てきます。なのでもうみんな数品はチャレンジしました。そして何よりいいのが、自分で作った料理だけどちょっとよそ行きな味わいであること。誰でもタダでワンランクUPした食事を体験できる、本当にYouTubeに感謝しています。
共通して言えるのは、一流の料理人はどうやったら食べる人が喜んでくれるかということをいつも考えているということ。愛情深い、気の利いた、温かい、とても魅力的な人たちです。
おまけ 道場六三郎さん
鉄人シェフ道場六三郎さんはもう90歳、ですが、YouTubeチャンネル開設されました。個人的に昔からロクさん大好きで、生き様がめちゃめちゃかっこよいと勝手に思い込み(笑)、見た目にも人柄が滲み出ていると思っていて、本当にかっこいいと思っています。まだ動画は少ないですが、さすがの貫禄です。そして和食ですがどこか味にひねりがあり、作り方は簡単で作ってみようと思えるものなので、私はチャンネル登録して見守っています。一番良かったのは調味料の配合の基本、酒、みりん、醤油は1:1:1というもの、これを知ってからほとんど間抜けな味にはならなくなりました!!
興味のある方はぜひ一緒に見守ってください。
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